サイトを一気に国際化してくれる頼もしいプラグイン「Bogo」

WordPressを多言語化したい時に役に立つプラグイン「Bogo」のご紹介をします。

Bogo

どうしてBogoを選ぶのか

有名な多言語化プラグインはいくつもあります。特に「WPML」はたくさんのサイトで使われている信頼性あるプラグインです。しかしながら、WPMLは有料プラグインで価格もCMSとして使う場合は79ドルと決して安いプラグインではありません。極めつけは1年ごとにライセンスの更新が必要だということです。
それだけ手厚いサポートやアップデートがあるのだと思いますが、人によっては導入できないこともあると思います。

また、「qTranslate X」も名の知れたプラグインです。ただ、今回、qTranslate Xを検証した所、バージョンが合わずに使うことができませんでした。

開発者は日本人

そんな中で、Bogoというプラグインにたどり着きました。なんと、開発者は日本人です。しかも、「Takayuki Miyoshi」さんは、有名プラグインである「Contact Form 7」を開発した人でもあります。

WordPressのお問合わせフォームの定番「Contact Form 7」の使い方

もちろん、Bogoを選んだ理由はそれだけではありません。

Bogoは1つの投稿につき1つの言語

Bogoは「1つの投稿につき1つの言語」で翻訳ページを作っていきます。このタイプの多言語化プラグインでありがちなデメリットに「追加のデータベーステーブルが必要になる」というものがあり、追加のデータベーステーブルを作ってしまうとWordPressが想定する以外の設計を強いることになってしまい、色々と不具合が生じます。その点、Bogoは「追加のデータベーステーブルが必要とせず」使えるので、とても使いやすいプラグインであると言えます。

Bogoの使い方

多言語化というととても難しそうですが、要点をおさえればそんな難しいことではありません(テーマファイルなどを多言語化しようとすると色々難しい所も出てきますが…)。

Bogoをインストールする

BogoはWordPressのプラグイン検索からインストール可能です。「Bogo」で検索してみて下さい。プラグインのインストール方法は以下でも説明しています。初めてプラグインをインストールする方は参考にしてみて下さい。

【WordPressの初心者向け】プラグインのインストール・有効化の方法

Bogoの設定する

Bogoの設定は驚くほど簡単です。まずは言語パックをインストールして、多言語化したい言語を追加していきます。管理画面のメニューより「言語 > 言語パック」からインストールしていきます。

ずらりと並ぶ言語から、表示させたい言語を選びます。
ずらりと並ぶ言語から、表示させたい言語を選びます。日本語版のWordPressを使っている方はデフォルトで日本語・英語が既にインストールされているはずです。

次はカテゴリーやタグ、メニュー、サイトタイトルやキャッチフレーズなどを設定していきます。管理画面の「言語 > テキストの翻訳」から翻訳ページに飛ぶことができます。

ドロップダウンメニューから翻訳したい言語を選択して、編集していきます。

上記の画像では、ヘッドラインというカテゴリーを、「Headline」と英語に変えています。変更しましたら、変更を保存ボタンをクリックして保存して下さい。
こんな簡単な作業で多言語化が本当にできているか、少し不安になりますが、ちゃんとできています。とてもシンプルな使い方で分かりやすいです。

プラグインという文字を英語版では「plugin」に変更しました。ちゃんと翻訳されています。

Bogoを使って投稿を多言語化する

次はいよいよ、投稿自体を多言語化していきます。
投稿画面右側にある「言語」パネルから、翻訳を追加したい言語を選択して「翻訳を追加ボタン」をクリックすると、記事がもう一つできあがります。

翻訳を追加することができます。
翻訳を追加することができます。

投稿一覧に行くと、「ロケール」という見慣れない行ができています。先程追加した翻訳の言語が表示されていれば、それが翻訳する投稿です。その投稿を翻訳したい言語で記事を書いて、公開ボタンを押せば翻訳の完成です。

翻訳された投稿はどこに?

翻訳された投稿は翻訳前の投稿と別のURLができます。

翻訳前:http://www.wp-theme.jp/abc/
翻訳後:http://www.wp-theme.jp/en/abc/

というアドレスができます。

翻訳をどう切り替えるのか?

一番簡単な方法は、Bogoが用意してくれているウィジェット「言語切り替え」をサイドバーなどに表示させることです。記事に翻訳ファイルがあれば、クリック一つで翻訳された投稿に切り替えてくれます。

Bogoの言語切替ウィジェット
Bogoが用意してくれている言語切替ウィジェットがあるので、これを使うのが一番楽です。

実際にGoogle翻訳を使って翻訳文を作って切り替えてみました。

クリック一つで、英語サイトに早変わりしました。

Bogoは本当にシンプルで使いやすい翻訳プラグインです。テーマやプラグインがしっかり翻訳に対応しているものであれば、コーディングなしで、サイトを多言語化することが可能です。

WPMLはちょっと高いけど、多言語させないといけない…という方は是非Bogoをお試し下さい。