WordPressの投稿には「カテゴリー」と「タグ」の2つの分類方法があります。この2つには実は大きな違いがあって、活用の仕方やアイディア次第で、読みやすくなったり、他の関連記事に興味を持ってもらえたりして、ユーザーの滞在時間向上を繋げることが可能です。
カテゴリー

カテゴリーは親子関係がある筋の通った分類
カテゴリーには親子関係があります。親子関係というのは図のように、ケーキの中に分類されるショートケーキ、モンブラン、ロールケーキなどのカテゴリーは、親:ケーキと子:ショートケーキというカタチで分類されます。
カテゴリーショートケーキに入る記事は、ショートケーキのことを書いていながらも、ショートケーキはケーキなので、大枠としてはケーキのカテゴリーにも含まれます。
タグ

タグは親子関係のない自由な分類
次にタグですが、タグには親子関係はありません。例えば、上の図のように、悲しい話と嬉しい話には親子関係は結べません。こういった場合はタグを使います。
カテゴリーとタグを合わせて使う
カテゴリーとタグを合わせて使う場合、例えば以下の図のように「ケーキ」というカテゴリーにショートケーキに分類された記事に、「大人の味」「一番人気」というタグを付けます。さらに、ロールケーキというカテゴリーに分類された記事についても「大人の味」というタグを付けています。

カテゴリーやタグの構造をイメージする
こういったカテゴリー・タグ構造を作ることで、ショートケーキで一番人気な商品、大人の味の商品を分類問わずなど、ユーザーがより記事を探しやすくなるはずです。
ユーザーに親切な分類にするためには、しっかりと筋の通った分類を心がける必要があります。特にWordPressの場合は、カテゴリーを変更してしまうとアドレスが変わってしまうので、良くありません。カテゴリーを決めるのはじっくり考えてから決め、ユーザーのためになる分類を心がけましょう。